子どもの頃から親指を吸う癖がなかなか抜けず、上前歯がすきっ歯に。高校生の頃に友人が矯正をしているのを見て憧れたものの、費用が高すぎて手を出せず…。さらに、かかりつけの歯科医から「八重歯を抜かないと矯正は難しいかも?」と言われ、怖くて断念しました。
それからずっと歯並びにコンプレックスを抱えたままアラサーに。ようやく経済的な余裕も少し出てきたため、ついに決心して去年の末から矯正を開始しました。結果、本当に満足しています!まだ経過途中ですが、実際にやってみたリアルな感想や、インビザゴー矯正のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。

結論、慣れたら勝ち!笑
インビザゴーとインビザラインの違い

まず、インビザラインとインビザラインgoの違いを簡単に説明します。
インビザラインは、歯列全体を対象とした矯正で、より広範囲の歯並びの乱れを改善できます。その分、費用も高くなり、アタッチメント(歯の表面につける矯正用の突起)も多めに付くことが一般的です。
インビザラインゴーは、前歯の部分的な矯正に特化したもので、比較的軽度の歯並びの乱れを対象としています。そのため、費用が抑えられるうえに、アタッチメントも少なくて済みます。
私は奥歯の歯並びが比較的良かったため、インビザラインではなくインビザラインgoが適応となりました。その結果、アタッチメントをつける歯も8本だけで済み、コストも抑えることができました。
進め方
去年の10月末に受診して契約し、11月15日にマウスピースが完成。そして11月末から本格的に矯正を開始しました。
装着開始後、月に1〜2回のメンテナンス通院が必要で、後半になってくると1ヶ月に1回の頻度に。年テナンス費用として、月4000円ほどの費用場別途必要となります。。。(もちろん保険適応外)
歯の重なりを削ったり、マウスピースの装着期間を調整したりしながら、徐々に歯を動かしていきます。治療期間は個人差がありますが、大体1年から2年ほどかかるのが一般的です。
インビザラインgoの費用と事前検査
矯正を始める前に、歯並びや噛み合わせの検査、レントゲン撮影、口腔内スキャンなどの事前検査が必要です。これには数万円程度の費用がかかります。その後、矯正プランを作成し、実際の治療費は50万円以下で収まることが多いです。ただし、歯並びの状態や通う歯科医院によって費用は変動するので要確認。

治療のゴールを事前に確認することができます。テンションが上がる。
インビザラインのメリット
- 比較的安価
インビザラインgoは50万円以下で矯正でき、ワイヤー矯正と比べるとかなりリーズナブル。インビザラインでも費用は約80万円ほど。金銭的に余裕があれば、歯の裏側にワイヤーをつける方法もあるけど、コストを考えるとインビザも悪くない選択肢かと。 - 見た目が目立ちにくい
ワイヤー矯正に比べて圧倒的に目立たないので、人と話すときに気になりにくい。 - 口内炎になりにくい・痛みも少ない
ワイヤー矯正は口の中に当たって傷ができることがあるけど、インビザはそのリスクが少ない。また、ワイヤーと比較し、細かい範囲で少しずつ歯を移動させていくため、歯を動かす痛みが軽減されている。 - 簡単装着・取り外し可能
プラスチック製のマウスピースなので、コツを掴めば簡単に取り外しが可能。ワイヤーは粘着性の高い食べ物や硬い食べ物は制限されるが、インビザは食事制限なく食べたいものが食べたいタイミングで食べられます。 - 金属アレルギーでも大丈夫
これは言わずもがな。安心ですね🌸
インビザラインのデメリット
- それなりには痛みがある
新しいマウスピースを装着すると、最初の2日間くらいは痛みが出る。特に寝る前に付け替えると、翌朝けっこう痛い。(ワイヤーと比較するとマシらしい) - 飲み物の制限が厳しい
マウスピースをしたまま飲めるのは基本的に水だけ。コーヒーや紅茶、ジュースなどは着色や変形の原因になるからNG。食事ももちろんマウスピースをしたままは摂れない。外す→食べる→歯磨きして装着 というルーティンが面倒に感じることも多々ある。 - 装着時間の厳守
1日20時間以上の装着が目標で、寝るときもつけないとダメ。外している時間が長いと矯正効果が薄れてしまう。自己責任感強め。毎回メンテナンスで聞かれるので、すごく重要なのだと思う。 - 話しづらい
話すときに若干滑舌が悪くなる。慣れてきたら気にならなくなるが、口が乾燥しているとより話しづらくなる。 - お手入れが面倒
マウスピースはすぐに汚れるので、こまめに洗う必要がある。夜は特に汚れるイメージ、歯磨き粉は研磨剤が含まれているものが多いためNG、ハンドソープや専用の洗浄剤で歯磨きのたびに毎回マウスピースを洗う必要性がある。 - 知覚過敏になることも
歯が動くときに神経が刺激されて痛みを感じることがある。なつみかんはとくに何も感じませんでしたが、ひどい人はメンテナンス時にお薬を使用することもあるみたい。
知らなかったこと
・使い終わったマウスピースは、一つ前のもの以外は捨ててOK。
なつみかん、先日まで歴代マウスピースを全て保管しておりました。自分のものとはいえ、一度口に入れたものなのですごく不衛生やん、、、と嫌悪感だったのですが、破棄できてスッキリです!
・早く始めれば始めるほどお得
歯並びが悪いと虫歯のリスクが上がるだけでなく、矯正は早く始めるほど得。若いほど歯が動きやすく、治療期間が短くなるため、結果的に費用も抑えられる。
・20個のマウスピースを使い終わっても、すぐに終わりではない
矯正完了後も、歯が元の位置に戻らないようにするために、寝る前にマウスピース(リテーナー)を装着する必要がある。これを怠ると歯並びが後戻りする可能性があるので注意!
・引っ越しなどで通院できなくなる可能性がある人は、要注意
インビザライン矯正は定期的な通院が必要なので、途中で引っ越しを予定している場合は慎重に検討するべき。転居先で同じ治療を継続できる歯科医院を見つけるのが大変なこともあるので、計画的に進めるのが大事。

信頼性はもちろん、アクセスの良い歯医者さん選びも大切ですね
まとめ
インビザラインgoでの歯科矯正を実際にやってみて、最初は痛みや装着時間の管理が大変だったけど、徐々に慣れてきました。ワイヤー矯正と比べるとコストも抑えられるし、見た目の心配や、口腔内に傷ができるリスクも比較的少ないので、個人的には本当に選んでよかったと思っています。
まだ矯正途中ですが、歯並びが少しずつ整ってきているのを実感できるので、今後も継続していこうと思います!マウスピース矯正を検討している人の参考になれば嬉しいです。